「2008年患者調査」厚生労働省)によると、入院、外来とも2005年の前回調査より患者数が減ったそうです。

 厚生労働省は12月3日、入院、外来とも2005年の前回調査より患者数が減ったとする「08年患者調査」の結果を公表した。1日当たりの推計患者数は、入院が7万人減り139万2400人、外来が22万7000人減り686万5000人だった。厚労省の担当者は、「医療技術の進歩や在宅医療への移行などの影響」との見方を示している。

 入院患者を傷病分類別に見ると、「精神および行動の障害」30万1400人、「循環器系の疾患」28万300人、「新生物(がん)」15万9200人の順で多かった。いずれも病院がほとんどで、一般診療所では「循環器系の疾患」1万3300人、「損傷、中毒およびその他の外因の影響」9500人、「筋骨格系および結合組織の疾患」7700人の順だった。

 一方、外来患者は「消化器系の疾患」124万9800人、「筋骨格系および結合組織の疾患」94万5300人、「循環器系の疾患」89万4800人の順で多かった。病院では「循環器系の疾患」27万3700人、「筋骨格系および結合組織の疾患」19万7800人、「新生物(がん)」17万700人の順。一般診療所では「筋骨格系および結合組織の疾患」74万7500人、「循環器系の疾患」62万1100人、「呼吸器系の疾患」53万7300人の順だった。

 調査は患者の傷病状況の実態などを明らかにすることを目的に、全国の病院、一般診療所、歯科診療所の計1万3634施設を対象に、病院は10月 21-23日、診療所は21、22、24日の3日間のうち、医療機関ごとに指定した日に実施。患者数は計235万4000人だった。

            12月3日19時28分配信 医療介護CBニュース

 人口当たりの入院数は都道府県別で3倍の差

 都道府県(患者住所地)別にみると、入院では、「高知」が2,191 と最も高く、次いで「鹿児島」1,964、「長崎」1,860 となっている。また、「神奈川」が705 と最も低く、次いで「千葉」740、「埼玉」741 となっている。

外来では、「香川」が6,548 と最も高く、次いで「佐賀」6,516、「長崎」6,439 となっている。「沖縄」が3,984 と最も低く、次いで「神奈川」4,442、「埼玉」4,586 となっている。

 性別にみると、入院では「男」1,028、「女」1,150 となっており、外来では「男」4,688、「女」6,031 となっている。年齢階級別にみると、平成17 年に比べ全体的に減少しているが、入院では「5〜9 歳」及び「10〜14 歳」がそれぞれ97 と最も低く、年齢階級が上がるほど高くなっている。外来では「15〜19 歳」が1,906 と最も低く、「75〜79 歳」が12,855 と最も高くなっている。

 平均在院日数は都道府県別で2倍超の差


 平成20 年9 月中に退院した推計患者について、在院日数の平均である平均在院日数を施設の種類別にみると、「病院」37.4 日、「一般診療所」18.5 日となっており、平成17 年に比べ「病院」1.8 日、「一般診療所」3.1 日短くなっている。

 都道府県別では、徳島が59.8日で最も長く、岐阜が27.2日で最も短かった。

 年齢階級別にみると、年齢階級が上がるに従い退院患者の平均在院日数は長くなっているが、いずれの年齢階級においても年次推移でみると全体的に短くなる傾向にある。

 主要な傷病についての総患者数は、「高血圧性疾患」7,967 千人、「歯及び歯の支持組織の疾患」6,002 千人、「糖尿病」2,371 千人、「悪性新生物」1,518 千人、「脳血管疾患」1,339 千人、「白内障」917 千人となっている。

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